カダフィ企画レッドデータブックス番外編

宇宙人は存在する!!


「各国政府は否定しているが、宇宙人の存在は確実である。」
   









以上のフレーズは古くより世界中のUFO研究家によって唱えられてきた物だが、我々カダフィ企画取材チームは遂に、宇宙人の存在を実証する一本のビデオテープを入手する事に成功した! そのビデオはある団体の製作した物であり、中には宇宙人と思しき女性が地球人の男性と、密接にコンタクトし合う映像が収録されていた!! このビデオを製作した団体はその名称を「宇宙企画」と言い、その名称からも宇宙人との繋がりが存在する事が伺える。

(宇宙人と思しき女性とのコンタクトを体験したという男性の証言。)
「あれは、実にすばらしい体験でした。私があの日夜道を歩いていると、突如上空より光に包まれた飛行物体が目の前に着陸し、中からこの世の物とは思えぬ絶世の美女が手招きしたのです。誘われるがまま中に入った私は(以下、当局の指示により132文字削除。)
したのです。正に、『天にも昇る』とはこのような事を指すのだと思います。あのようにすばらしく具合のいい『器』は、今の地球の科学技術レベルでは到底作り出す事など出来ないと思います。正にあれは宇宙からやって来た存在だとしか考えられません。」
(プライバシー保護の為、匿名)

彼らの目的は、地球人とのコンタクトを通じて子供を作る事により、合法的な地球への帰化を図る事に有ると考えられている。 その後の調査により同様の団体は他にも複数確認され、ビデオテープの分析により確認された宇宙人も、

*女性型
  1.成年女性型(このタイプが女性型の主流。)
  2.少女型(近年は頭髪の茶色いタイプが増加。)
  3.熟女型(一部に根強い人気有り。)
  4.幼女型(国内での目撃例は減少。反対に東南アジアでの目撃例が増加。)
  5.老女型(アメリカなどで目撃例有り。)

*男性型(数自体はそんなに多くない。)
  1.筋肉型(男性型の主流。)
  2.中年型(肥満体の項参照。)
  3.肥満体(中年型の項参照。)
  4.外黒人(ア、兄貴ィ・・・)
  5.老人型(一部では「雪見橋」とも呼ばれるタイプ)

*中間型(俗に「ニューハーフ」と呼ばれるタイプ)

と、多岐に渡っている。 ここで我々は一つの事実に気が付いた。それは、映像の所々に奇妙な模様が見え隠れするという事である。


問題の「模様」のシーン。

詳しく分析してみると、いくつかの特徴が判明した。それは、

*模様は、正方形の集合体である。
*模様は主に、女性(宇宙人)の局部に現れる。
(顔面に発生する場合も有り)
*模様を構成する正方形の色は細かく変化している。

我々は第3の点に着目し、さらに細かく分析を試みた。そして、我々は一つの結論に達した。それは、 この模様は一種のサブリミナル効果を有するのではないかという事である。つまり、彼らはその特殊能力を用いて模様を発生させて地球人にサブリミナル効果を起こさせ、コンタクトを行ないやすい様に仕向けているのではないかと考えられるのである。

(ただの「パブロフの犬」ではないかという説も存在するが。)

















緊急情報!!









ここで我々の元に、驚くべき情報が飛び込んで来た!! 何と、我々取材チームのメンバーの一人が、調査していた組織によって拉致されてしまったのだ!! 幸いにも彼はわずかなスキをついて脱出に成功、一本のビデオテープを持ち帰る事に成功したが、そこには、恐るべき事実が収録されていた!!

何とそこには、組織メンバーと見られる人物によって拷問を受ける彼の姿が!!


拷問シーンの映像。
拷問を加えている人物は、組織内では「女王様」と呼称されている。

『私に拷問を加えた人物は、光沢のある今まで見た事も無いようなコスチュームに身を包み、私の身体にありとあらゆる苦痛を加え始めたのです。しかし奇妙な事に、やがて苦痛が快感へと変化していったのです。 これは彼らが何らかの特殊能力を用いて私の肉体に考えもつかないような効果を与えた為だとしか思えません。そのような事が出来るのは宇宙人だとしか考えられません。』
(拷問を受けたメンバーの証言。)

映像で見る限り、彼らは極端に露出度の高いコスチュームなど、かなり人間離れした外見をしており、彼らが地球以外の天体からやって来た存在である事はほぼ間違いない。しかも、彼らは先に紹介した宇宙人とは異なり、地球人に対してかなり高圧的な態度を取り、時には家畜同然の扱い方をする事も有るという。一体彼らの目的は何ナノであろうか? その事については、我々カダフィ企画取材チームの今後の調査報告をお待ち頂きたい!!

カダフィ企画レッドデータブックス番外編

「宇宙人は存在する!!」






初出[カダフィ企画の本Vol.173「のほほ34」]

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