8/13(水)

5時過ぎ「さつき荘」起床。荷物をコインロッカーに放り込み、6:11発の蘭越行きに乗車。
目指すは昆布駅裏にある「蘭越町営温泉・幽泉閣」。8:20に到着するも、8−10時の間は清掃の為入れず、仕方なく近辺をブラついてヒマをつぶす。10時にようやく入れるも、10:24の小樽行きで折り返す為「カラスの行水」と化す。

小樽行きに乗り込み、途中倶知安でしばらく止まっていたので駅そばを食し、駅前をブラつく。水飲み場で飲んだ水がうまい!ちなみにそこにあったオブジェが「じゃが何とか(フルネーム失念!)」のため、某氏を連想してハァハァ…(;´ Д `)(すんな)

12:42に小樽着、銭湯巡りの後半戦に入る。実はこの日、予定では本州に戻る予定であったが、一日目のトラブルや銭湯マップ入手による全湯制覇の可能性、「本州の温泉ならば車でも行けるが小樽は滅多に行ける所ではない」という損益判断等もあり、予定を変更して前日小樽泊してしまったのだ。

この日はオタモイの「満寿美湯」を皮切りに小樽市内の残り12湯を制覇。小樽市内はバスの便が良く、料金も一部を除き市内均一200円なのでこれを駆使して市の東西を渡り歩き出来た。
夜八時前に全ての銭湯を回り切り、腹が減っていたので小樽駅に戻り、前日お世話になった「網岸水産」にて晩飯。今回は何とラーメンの前にツブ貝を出してくれた。うまい!「ショムニ・ファイナル」等を見ながら店のおばさんと色々話しが弾む。
前日銭函海岸であった水難事故については、「遭難するのは決まって札幌から来た海水浴客。地元の人間は『流されたら流されるままにして体力の消耗を避け、救助を待つ』という鉄則を知っているので遭難する事はない。」との事。
他にも、人の背丈程もあるマダコを釣り上げた話「マダコを釣り上げる時は絶対足を岩場に着けないようにする事。そうしないとタコがふんばってしまい、上がらなくなる。」「居合わせた人にも協力してもらってようやく釣り上げ、御礼に足を切って渡した。」なども。
ビールついでにイカソーメンを頼むと、何とイカ一杯分もの分量が。そろそろ時間が迫ってきたので必死こいて平らげ、ゲソは焼いてもらって電車の中で食う事にし、ごちそうさまでしたと御礼を言って小樽駅に向かい、「ミッドナイト」にのるべく札幌に向かう。

札幌駅ではすでに行列が出来ていた。
余談だが、95年の夏(夏コミ前)に北海道に行った時も帰りにこの列車を使ったのだが、その日売られていた「東スポ」の一面にはオウムネタのやほひ同人誌(上祐×青山)の記事が写真&見出し付きで載っていた。しかも、見出しの上部にはデカデカと












「ホモ」













の2文字が!
そう、カンのいいあなたならお分かりのはず。駅売りの新聞は手前のスタンドにタテ差し(いわゆる「タケノコ積み」)で並べられる為、 当日の札幌駅キオスクには例の2文字「ホモ」が咲き乱れてしまったのだ!しかもそれを目撃した時間帯は札幌から北海道各地に散っていく夜行を待つ人たちがホームにあふれ返っており、多くの人たちが件の「東スポ」を持っていた為、札幌駅のホーム中に















あっちを向いても
「ホモ」「ホモ」「ホモ」

こっちを向いても
「ホモ」「ホモ」「ホモ」
















と、「ホモ」「ホモ」「ホモ」の嵐が吹き荒れたのであった!!

いや〜、あれは実に壮観であった。もう一度見たいものである。

と、感慨にふけっている内に「ミッドナイト」入線、キハ183系の4両編成であった。座れるかぎりぎりの所であったが、やっぱり座る事が出来た。


デッキに。

キハ183系の「ミッドナイト」に乗るのはこれが初めてだが、先代のキハ57より乗車人数が減っている(機器室の為客室が狭い・車掌席を使うというマネが出来ない)と思うのは気のせいだろうか。
札幌出発後なんとか根性で寝るが、いかんせんデッキの為、長時間停車のある東室蘭・長万部では寒気の為目が覚めてしまう。というわけで長時間停車を利用して駅前散歩。
新聞と牛乳盗り放題! と言うのは冗談だが。
そんなこんなで6:30函館駅到着。

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