8/15(木)

函館駅の食堂でイクラ丼を食べ、その足で市営谷地頭温泉に向かう。
前々から入ろうと思っていた所である。谷地頭温泉は茶色がかった熱めのお湯である。
朝風呂は気持ちええのー。

お次は市電に揺られる事約30分、湯の川温泉である。ここは谷地頭と違って温泉ホテルが建ち並ぶ観光地である。とりあえず温泉浴場の類を探す事にし、町内案内を探してそれらしき表示を探す。あった。
そこは永寿湯という。さっそく行ってみる事にした。場所は源泉のそば。早速入浴。熱い。熱い。ものすごく熱い。かきまぜ棒があったので湯船をかきまぜ、ようやく入る。ものすごく熱い。しかし、自分が入ったのはここでもっともぬるいとされている湯船なのだ。横にはさらに熱いという表示の湯船が二つ。
手を入れてみる。熱い。熱すぎる。とてもではないがここには入れない。結局ここはパスして上がり、北海道限定ガラナを飲む。

その後途中下車して市内をぶらつき、12:06発の「海峡6号」に乗るべく函館駅へ戻る。席取りの為ホームへ行くも、路銀が尽きかけていた為一旦駅舎に戻り金を下ろす。昼飯用の駅弁を買ってから戻り、「サッポロクラシック」とほたて貝柱も買い込んで「海峡」に乗り込む。
しかしここで気になった事が一つ。本来早朝4時台に来るはずの「北斗星」が、なぜ今頃まとまって来るのだろう?

12:06「海峡」発車、食事を平らげ木古内付近で記憶が途切れる。目が覚めると瀬辺地付近。またもや青函トンネルを寝たまま通過してしまった。14:34青森着。

本来はここから「はつかり」に乗って八戸まで行き、そこからは鈍行乗り継ぎで仙台辺りまで出ようかと考えていたが、予定を変えて大鰐温泉に寄る事にし、奥羽線15:19の碇ヶ関行きに乗車。キオスクで買った「熱笑!!花沢高校」を読みふける。強いぞ「北大阪の虎」!かっこいいなあ、「悪魔号」。途中なにやら土砂崩れの跡らしきものが。

16:34大鰐温泉駅着。温泉マップを手に入れてチェックの後、コインロッカーに荷物を突っ込んで行こうとするも、何とここの駅にはコインロッカーがない!結局、大荷物を担いで温泉巡りに出発。

ルートは「若松会館」−「山吹湯(休)」−「羽黒湯」−「茶臼湯」−「青柳会館」−「大湯会館」−「寿乃湯(休)」−「正観湯(地図を改めて見たら実は思いっきり先だった為途中で引き返す)」−「萩乃湯」であった。大鰐温泉の湯は熱いのだが肌にピリピリ来ず、入ってて気持ちがいい。
一通り回ってからメシにしようとさっき見つけた食堂に行ったが、すでに閉まっていた
ここいらは夜7時でもう終いらしい。結局、一件開いていた焼肉屋で晩飯。んまい!

その後大館に向かい、予約を入れておいた夜行バス「ジュピター号」に乗る為駅近くのバスターミナルで待っていたが、予定の10時を過ぎてもバスが来ない。遅れているのだろうと思いしばらく待っていても来ない。業を煮やして営業所に電話を入れてみたら、






















何と場所が違う。
しかも思いっきり。

















大館での夜行バス乗り場は「秋北バスターミナル」と言い、JR大館駅からは4Kmも離れていたのだ。しかもこの事実、時刻表には載っていない。何とかしてくれと泣き付くも話にならず、あわやバトル寸前まで行く。余談だがこの時電話をかけた公衆電話のそばに「オナリー座」という映画館があったが、この時は頭に血が昇っていた為写真は撮らなかった。

結局この日はバスにも乗れず大館駅前で野宿する羽目になる。青森駅の時と同様、夏コミの雨対策用ビニール袋で簡易ポンチョを作り、頭からかぶって寝るが、この日の大館はかなり冷え込み、浜松の10月−11月辺りの寒さであった。よって夜中に度々目が覚める。
結局この日はロクに眠れず、明朝5:20の盛岡行き高速バスを待つ事となった。

次のページへ
最初のページへ
表紙に戻る

inserted by FC2 system